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8.5. タンパーピン出力

 本書ではサンプルプログラムを用意していませんが、RTCのクロック信号やアラーム信号などをタンパーピンから出力させることも可能です。この場合BKP_RTCOutputConfig関数(ライブラリ 14?16)を使用します。外部機器とのタイミング同期に使用したり、アラーム信号で起動させたりといった利用が可能でしょう。

ライブラリ 14?16 BKP_RTCOutputConfig関数

関数プロトタイプ

void BKP_RTCOutputConfig(uint16_t BKP_RTCOutputSource )

動作

タンパーピンに出力するRTC信号を選択します。

引数

BKP_RTCOutputSource

出力するRTC信号源をいずれかのマクロ(ライブラリ 14?17)で指定します

戻り値

無し

ライブラリ 14?17 BKP_RTCOutputSourceに指定するマクロ

BKP_RTCOutputSource_None

出力しない

BKP_RTCOutputSource_CalibClock

RTCクロックを64分周したクロック信号

BKP_RTCOutputSource_Alarm

アラーム信号

BKP_RTCOutputSource_Second

秒信号


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