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フォールディング(folding)というのは「折りたたみ」のことです。ソースコードが長くなってくると、だんだんとコードの見通しが悪くなってきます。こういうときにフォールディング機能を使ってみましょう。
フォールディング機能を有効化する際には、コードビューの行番号のところで右クリックして「Folding」メニューから「Enable Folding」を選択します。
図 10?12 Enable Folidingメニュー
そうすると制御構文(for/while/if)や複数行コメントの部分に+や?マークが現れます。?をクリックすると、その範囲のコードが「折りたたまれて」先頭行のみが表示されるようになります。
図 10?13 Foldingを有効にして一部の関数だけ展開した状態
これによって必要な部分だけ表示させるようにすると、ソースコードの全体構造を把握しながら、各所のコードの内容を作成しやすくなります。実際にこの機能を使用する際には、「Collapse All」ですべてのブロックをまとめて折りたたんでおき、必要なところだけ開くようにすると手早く作業ができるのではないかと思います。
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