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マイコン徹底入門:導入編:オープンソースでCortex-M3/STM32の開発環境を無償構築: 11. ファームウェアライブラリの利用上の規約: 11.2. ファームウェアライブラリでの定義値:

11.2.1. 真偽値

 真偽値はenum型変数boolとして以下の通り宣言されています。

typedef enum {FALSE = 0, TRUE = !FALSE} bool;

 TRUEについている演算子はビット反転(~)ではなく論理否定(!)です。そのためTRUEの値は1になります。

 真偽値の判断の際には、例えば、

if (test_result==FALSE)

と表現したり、

if(test_result!=FALSE)

と表現することができます。ただし、

if(test_result==TRUE)

とすると、比較対象(この例では変数test_result)0だけでなく、1以外の正数でも比較結果は偽になります。通常のif文のように「0以外は真」と扱いたいのなら、「!=FALSE」と記述するようにしてください。


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