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真偽値はenum型変数boolとして以下の通り宣言されています。
typedef enum {FALSE = 0, TRUE = !FALSE} bool; |
TRUEについている演算子はビット反転(~)ではなく論理否定(!)です。そのためTRUEの値は1になります。
真偽値の判断の際には、例えば、
if (test_result==FALSE) |
と表現したり、
if(test_result!=FALSE) |
と表現することができます。ただし、
if(test_result==TRUE) |
とすると、比較対象(この例では変数test_result)が0だけでなく、1以外の正数でも比較結果は偽になります。通常のif文のように「0以外は真」と扱いたいのなら、「!=FALSE」と記述するようにしてください。
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