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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 9. 外部割込み/イベントコントローラ(EXTI): 9.1. EXTI割込み(ライン0-4):

9.1.2. EXTIとして使用するGPIOの指定

 GPIOを初期化したら、GPIO_EXTILineConfig関数(ライブラリ 15?1)を使用して、そのGPIOピンをEXTIラインに接続します。

ライブラリ 15?1 GPIO_EXTILineConfig関数

関数プロトタイプ

void GPIO_EXTILineConfig(uint8_t GPIO_PortSource, uint8_t GPIO_PinSource )

動作

EXTIラインとして使用するGPIOピンを指定します。

引数

GPIO_PortSource

使用するGPIOポートをGPIO_PortSourceGPIOxとして指定します。xにはAからGまでのいずれかが入ります。

GPIO_PinSource

使用するGPIOピンを、GPIO_PinSourcexとして指定します。xには0から15までのいずれかが入ります。

戻り値

無し

 GPIO_EXTILineConfig関数のGPIO_PortSourceGPIO_PinSourceで指定する値は他のGPIO系の関数で使用するポートとピンの指定用のマクロ名とは異なるので注意が必要です。サンプルプログラムでは以下のようにしてオンボードスイッチを指定しています。OB_SW_PORTSOURCEOB_SW_PINSOURCEplatform_config.hで設定しているマクロです。例えばSTBeeであればOB_SW_PORTSOURCE GPIO_PortSourceGPIOAと、OB_SW_PINSOURCE GPIO_PinSource0と設定しています。

GPIO_EXTILineConfig(OB_SW_PORTSOURCE , OB_SW_PINSOURCE);


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