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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 11. 独立型ウォッチドッグタイマ: 11.1. 無限ループの例(値のチェック漏れ):

11.1.1. アクセス可否の設定

 独立型ウォッチドッグは、不用意に設定が変更されることを防ぐため、レジスタがデフォルトでは書き込み禁止となっております。そこでIWDG_WriteAccessCmd関数(ライブラリ 17?1)を使用して独立型ウォッチドッグへのアクセスを可能にします。

ライブラリ 17?1 IWDG_WriteAccessCmd関数

関数プロトタイプ

void IWDG_WriteAccessCmd(uint16_t IWDG_WriteAccess )

動作

独立型ウォッチドッグ関係のレジスタ(IWDG_PR及びIWDG_RLR)への書き込みアクセスを可又は不可とします。

引数

IWDG_WriteAccess

書き込みアクセス可否を以下のいずれかのマクロで指定します。

IWDG_WriteAccess_Enable

アクセス可

IWDG_WriteAccess_Disable

アクセス不可

戻り値

無し

 サンプルプログラムでは以下のようにしてアクセスを有効化しています。

IWDG_WriteAccessCmd(IWDG_WriteAccess_Enable);


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