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マイコン徹底入門:導入編:オープンソースでCortex-M3/STM32の開発環境を無償構築: 10. Eclipseの便利な各種機能:

10.14. コードスタイルの選択

 プログラミングの際には、インデントに使用するタブ・スペースの数を統一しておくと、ソースコードが読みやすくなります。エディタデコードを入力する際には、自分で入力しても構わないのですが、CDTの入力支援機能を使うと、CDTが自動的に、予め設定したコードスタイルに応じた、タブ・スペースを挿入してくれます。

 STM32のファームウェアライブラリのコードスタイルは、GNUスタイルのコード規約に比較的近いので、本書では統一のため、GNUスタイルを使用することにします。

EclipsePreferencesウィンドウを開き、C/C++ツリーから、Code Styleを選択します。「Select a profile:」のプルダウンメニューから、「GNU [built-in]」を選択し、Applyを選択して下さい。

10?21 Code Style設定画面

 この設定を行っておくと、インデントがスペース2つとして扱われます。行頭にスペース2つを入力した行で改行すると、以降の行では自動的に行頭にスペースが2つ挿入されます。2段以上のインデント(スペース4つ、6つ…)でも、自動的に対応するスペースが挿入されます。


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