Previous: 11. ファームウェアライブラリの利用上の規約 |
Up: 11. ファームウェアライブラリの利用上の規約 |
Next: 11.1.1. ISO C99形式 |
STM32では周辺回路を使いこなすためのファームウェアライブラリが提供されています。これを使用すると、周辺回路を、メモリマップを意識することなく利用することができます。また関数名も初期化、設定、作動の具体的イメージが沸くものになっており、使用しやすいです。
そしてSTM32のファームウェアライブラリはCMSISに準拠しています。CMSISはCortex Microcontroller Software Interface Standardの略であり、ARMが定めるCortexマイコンをターゲットにしたソフトウェアの標準仕様です。変数の宣言の仕方から始まり、ハードウェアレベルの抽象化やミドルウェアレイヤーのインターフェースなどを規定しています。本書が取り扱う範囲では、変数の宣言がCMSISに準拠することとなります。
Previous: 11. ファームウェアライブラリの利用上の規約 |
Up: 11. ファームウェアライブラリの利用上の規約 |
Next: 11.1.1. ISO C99形式 |