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使用するハードウェアを決定したら、次にソフトウェアをインストールして環境を整えます。本書が提供している方法としては以下の3パターンがあります。
① Eclipseのインストールと設定、ワークスペースの構築をすべて自分で行う ② Eclipseのインストールと設定は自分で行い、ワークスペースは構築済みのものを用いる ③ Eclipseは設定済みのものをインストールし、ワークスペースも構築済みのものを用いる |
①をやっておくと、開発環境の各設定の意味が理解できるようになると思います。本書では環境の構築手順をすべて解説していますので、指示通りに設定すれば、動作する環境ができあがるでしょう。この場合は次項以降の手順を順番に実行してください。
ただ設定項目が多いので、途中どこかで失敗をしてしまう可能性があります。そこで手っ取り早く環境を構築して開発を始めたいという方は、②か③の方法が良いでしょう。
②については、5.1で解説しています。その前に4を参考にして、ツールチェイン、Eclipse、書き込み用ツールのインストールは済ませておいてください。
③の手順はホームページに簡単版導入編としてを公開していますので、こちらを参考にしてください。ホームページでワークスペースを含んだ設定済みのEclipseをダウンロードできるようになっており、これを使用すると短時間で開発環境の構築を完了できます。設定作業の意味を知りたいときだけこの導入編を確認するということでもよいでしょう。
開発環境を構築すること自体が目的ではありませんから、初めての方は、③の手順で早く開発環境を作ってしまって、実際の開発に着手することをおすすめします。
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