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マイコン徹底入門:導入編:オープンソースでCortex-M3/STM32の開発環境を無償構築: 4. ソフトウェアのダウンロードとインストール: 4.1. 開発ツールのインストール: 4.1.4. JTAG用ツール:

4.1.4.3. Atollic TrueSTUDIOのインストール

 Atollic TrueSTUDIOは英国とスウェーデンに本拠を置くAtollicが開発するIDEです。主にCortex-M3コアを使用したマイコンを対象としています。IDEEclipseをベースにしたもので、コンパイラもgccです。Lite版は無料ですが、コードサイズの制限もありません。そのため本書で紹介する環境と似たものになっています。インストールが簡単ですので、すぐに開発を始めたいときには便利でしょう。

 Atollic TrueSTUDIOに同梱されているST-LINK GDB serverを使用すれば、Atollic TrueSTUDIO以外のからでもST-LINKにアクセスできます。そこで本書ではST-LINK GDB serverだけを使用することにします。

 まず下記のアドレスのAtollicのサイトにアクセスしてください。

http://www.atollic.com/index.php/download

4?132 Atollicのホームページ

 左側のメニューにダウンロードページへのリンクがありますので、クリックして移動します。

4?133 ダウンロードページへのリンク

 いろいろなプラットフォーム向けのバージョンがありますが、STM32のものを探し、「Lite version」のダウンロードを選択してください。

4?134 STM32用のLite versionを選択

 STM32用のもののダウンロードページに進みますので「Free download」を選択して、ダウンロードを実行してください。

4?135 ダウンロードページ

 このファイルはインストール用パッケージですので、任意の場所に保管してください。

4?136 ダウンロードダイアログ

 インストールの手順は一般的なアプリケーションと同じです。途中、インストーラーから表示されるIDをコピーしてAtollicのホームページから送信するように要求されます。送信後、電子メールで登録キーが送られてきますので、これをインストーラーに入力して登録してください。インストーラの終了後に、スタートメニューのAtollicAtollic TrueSTUDIO LiteST-LINK GDB serverが登録されていればインストール成功です。

4?137 インストーラースタート画面

4?138 ライセンス確認画面

4?139 インストールパス指定画面 通常は変更の必要なし

4?140 ライセンス登録画面 図では抹消しているが上の欄にはid文字列が表示される

4?141 登録画面が自動的に表示されるので必要事項を入力して送信する

4?142 送信後の画面

4?143 インストール実行中の画面

4?144 インストール完了画面

4?145 インストール後のスタートメニュー


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