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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 6. I2C: 6.1. シリアル液晶: 6.1.1. ST7032iの特徴:

6.1.1.2. 送信データの構成

 HD44780はパラレルインターフェースですので、データ信号、RS信号(命令・データの区別信号)R/W信号(リード・ライド区別信号)、クロックを同時に送信していました。一方、ST7032iI2C接続であり、シリアルインターフェースですからこれらの信号を順番に送信することになります。

12?13 ST7032iとの通信フォーマット

***再トレース「ST7032iからのアクノリッジ」「コントロールバイト」「データバイト」「スレーブアドレス」 ST7032iデータシート(Sitrix)より***

***「2n>0」「n>=0」の部分は不要***

  12?13ST7032iに送信するI2Cデータの構成です。最初にアドレスを送信する点は他のI2Cデバイスと同じです。ST7032iのアドレスは0111110で固定です。つまり一つのI2Cバス上で使用できるST7032i液晶は一つのみということになります。

 ST7032iはデータの読み込みに対応していませんから、データ方向ビットは常に0になります。


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