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HD44780はパラレルインターフェースですので、データ信号、RS信号(命令・データの区別信号)、R/W信号(リード・ライド区別信号)、クロックを同時に送信していました。一方、ST7032iはI2C接続であり、シリアルインターフェースですからこれらの信号を順番に送信することになります。
図 12?13 ST7032iとの通信フォーマット
***再トレース「ST7032iからのアクノリッジ」「コントロールバイト」「データバイト」「スレーブアドレス」 ST7032iデータシート(Sitrix)より***
***「2n>0」「n>=0」の部分は不要***
図 12?13はST7032iに送信するI2Cデータの構成です。最初にアドレスを送信する点は他のI2Cデバイスと同じです。ST7032iのアドレスは0111110で固定です。つまり一つのI2Cバス上で使用できるST7032i液晶は一つのみということになります。
ST7032iはデータの読み込みに対応していませんから、データ方向ビットは常に0になります。
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