Previous: 6.1.1.2. 送信データの構成 |
Up: 6.1.1. ST7032iの特徴 |
Next: 6.1.1.4. 命令体系 |
次の1バイトはコントロールバイトです。ここでいうコントロールバイトは、画面のクリアやアドレスの指定といったST7032iの表示内容の方のコントロール信号(インストラクション)ではなく、単純にRSビットを指定するのと、データを連続して送信するかどうかを指定する(Coビット)ためだけに使用します。そのため下位5ビットは常に0となります。HD44780と同じく、RSビットはインストラクションであれば0、データであれば1となります。Coビットは連続してST7032iにデータを送信する際に、最後のデータかどうかを指定します。連続してデータ送信すると、アドレスの再送信が必要なくなりますから、若干だけ処理が高速化されます。もっとも本書では処理の簡便化のため1回の送信で一つのインストラクション又はデータのみを送信することにしましたので、常に0を指定しています。連続してデータを送信する場合には1とし、最後のデータの時に0を指定します。
Previous: 6.1.1.2. 送信データの構成 |
Up: 6.1.1. ST7032iの特徴 |
Next: 6.1.1.4. 命令体系 |