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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 7. バックアップレジスタ: 7.3. バックアップレジスタの利用方法:

7.3.2. バックアップドメインへのアクセス許可

 次に、PWR_BackupAccessCmd関数でバックアップドメインへのアクセスを許可します。バックアップドメインは不意のアクセスで内容が変更されてしまうことを防ぐために、PWR_BackupAccessCmd関数(ライブラリ 13?1)を実行した後でないと内容を変更することができません。

ライブラリ 13?1 PWR_BackupAccessCmd関数

関数プロトタイプ

void PWR_BackupAccessCmd (FunctionalState NewState )

 

動作

バックアップドメイン(バックアップレジスタとRTC)へのアクセス可否を設定します。

引数

NewState

アクセス可否を以下のいずれかのマクロで指定します。

ENABLE

アクセス可

DISABLE

アクセス不可

戻り値

無し

 内容設定の前に実行しておく必要がありますので、クロック供給の直後に実行しておくのがよいでしょう。

PWR_BackupAccessCmd(ENABLE);


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