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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 7. バックアップレジスタ:

7.3. バックアップレジスタの利用方法

サンプルプログラム

bkp_memorize_message

13?1 回路図

 

 ターミナルから入力したメッセージをバックアップレジスタに記憶し、VDDの供給停止、パワーオンリセットの後に、記憶しておいたメッセージを表示させるプログラムです。回路図は 13?1です。

 パワーオンリセットとは、リセットボタンを押すリセットではなく、電源が供給されていない状態から供給された状態に移行したときに発生するリセットです。

 VBATに電源を接続する必要がありますが、実験時には通常の単三電池でもよいでしょう。マイコンボードにはVBATの電圧に対する保護回路は内蔵されていないので、上限電圧(3.6V)を超えないように注意してください。バックアップレジスタの利用手順は以下の通りです。

① クロックの供給

② バックアップドメインへのアクセス許可

③ フラグのクリア

④ リセットの検出

⑤ バックアップレジスタの読み込み・書き込み


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