Previous: 2.3. キャラクタ液晶の利用 |
Up: 2.3. キャラクタ液晶の利用 |
Next: 2.3.2. 表示方法 |
GPIOの入力と出力の両方に使用する例として、キャラクタ液晶の利用方法を紹介します。LCDはLiquid Crystal Displayの略であり、いわゆる液晶ディスプレイのことです。液晶ディスプレイというと、パソコンの画面をまずは思い浮かべるのではないかとは思いますが、PC用のような大型、フルカラーのディスプレイ以外にも、多くの機器にLCDは使用されています。
写真 6?36 筆者が使用しているラジコン用のバッテリー充電器のディスプレイ
***P6021457***
写真 6?36は、筆者が使用しているラジコン用バッテリー充電器です。画面には充電中の電流値や電圧、経過時間がリアルタイムで表示されるようになっています。LCDが利用できると、マイコンで表示できる情報量や種類が大きく広がります。LCDの中でも、キャラクタ液晶と呼ばれているのは、文字を表示するために設計されているLCDです。多くの場合、表示できる桁数、行数があらかじめ決まっています。
このようなLCDは、多くの場合完成したモジュール部品として発売されており、マイコンに簡単に接続して操作できるようになっています。パーツショップでも様々種類が発売されており、16桁2行のキャラクタ液晶であれば価格は1000円前後です。
Previous: 2.3. キャラクタ液晶の利用 |
Up: 2.3. キャラクタ液晶の利用 |
Next: 2.3.2. 表示方法 |