マイコン入門spacer ad
トップページに戻る(マイコン徹底入門:STM32で始めるARM/Cortex-M3組み込み開発)
「マイコン徹底入門」とは? |  「マイコン徹底入門」を読む |  ダウンロード |  掲示板 |  筆者の自己紹介


Previous: 8.3. RTCフラグの取得

Up: 8. リアルタイムクロック

Next: 8.4.1. アラーム値の設定


マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 8. リアルタイムクロック:

8.4. アラーム機能

 時計には「時間を刻む」という機能が備わっているわけですが、「目覚まし」機能もメジャーな機能といえるでしょう。マイコンで目覚まし機能を実装しようと思うと、カウンタの値が一定値に達したかどうかを常に確認する必要がありますので、処理負荷が重くなります。そこでSTM32RTCにはアラーム機能として、RTCのカウンタが一定値に達したことを知らせる機能が備わっています。アラーム機能は割込を利用しています。RTCカウンタが一定値に達すると割込が発生しますので、割り込みハンドラで指定した処理を実行することができます。

サンプルプログラム

rtc_alarm_timer

 ターミナルから入力された時間が経過すると、ターミナルにアラーム発生を表示し、オンボードLEDGPIOX0を点滅させます。

 アラーム機能を利用する際でもRTC自体の設定方法は同じです。あとはアラーム値を設定し、割り込みハンドラに希望の処理を記述するだけでOKです。


Previous: 8.3. RTCフラグの取得

Up: 8. リアルタイムクロック

Next: 8.4.1. アラーム値の設定


このページはITと知的財産の法律情報「法務ネット」の管理人が制作・運営しています。
_Toc266801166