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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 2. 汎用入出力(GPIO): 2.3. キャラクタ液晶の利用:

2.3.4. 実験のためのサンプルプログラム

サンプルプログラム

gpio_charlcd_fixed_message

 以上の通り、LCDモジュールを操作するための手順は、LEDの点灯等に比べると大分と複雑です。プログラムを作成する場合、最終的には表示処理をシンプルな関数にすることになりますが、まずは各処理を順番に追っていき、原理的な部分からマスタしましょう。回路図は 6?65です。

 サンプルプログラムを実行すると、LCDモジュールに、

Hello Cortex-M3

World on LCD!!!

と表示されます。処理の手順は複雑ですが、これまでのプログラムで紹介したファームウェアライブラリ関数を利用しているだけです。ポイントとしては、これまでのプログラムでは、一つのGPIOを出力なら出力のみ、入力なら入力のみで使用していたのですが、このプログラムでは、LCDと一つのバスで情報を送受信する必要があることから、一つのGPIOを入力と出力とを切り替えながら使用しています。


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