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ここでは電子部品店の店頭で投げ売りされていた5×7ドットマトリックスLEDを接続してみます(図 6?58)。継続入手可能な製品はスタンレー電子などが販売しています。このLEDはアノードコモンなのですが、筆者が確認した限りでは、各所で売られている5×7ドットマトリックスLEDは、内部配線とピン配置がどれも同じでした。他の種類のものを使用する場合でも同じ配線で使用できるでしょう。上下がわかりにくいので、とりあえずブレッドボードに挿してみて、抵抗と電池をつないだときに光るピンの組み合わせを確認してみてください
図 6?58 5×7マトリックスLEDのピン配列 行・列との対応関係
***上面図をピン番号がわかるように再トレース サイズ不要 側面図は不要 内部配線図とピン番号図はそのままトレース LED DOT MATRIX DISPLAYデータシート(スタンレー電子)より引用***
アノードコモンなので、先ほどとは、使用するドライバが逆になります。
LEDの行列番号、ドライバ・シフトレジスタのピン番号、送信するデータビットの桁番頭との対応関係は表 6?11の通りです。こうやって整理しておくと、「表示されたら上下左右反対だった」という自体を防げます。
シフトレジスタとドライバの番号の対応関係の順番が逆になっていることに注意してください。シフトレジスタにデータを送信するときにMSBから送信すればよいことなのですが、筆者としてはLSBから送信するのが好みです。そうするとLSBはシフトレジスタのQ8に現れることになりますので、Q8がマトリックスLEDの最上列、最右列につながるように配線しています。本書のプログラムでは、表示用パターンがソースコード上でわかりやすいように、2進数の配列で表現しています。このパターンがそのままマトリックスLED上で表現できるようにするための工夫です。
表 6?11 ビット・シフトレジスタのピン・トランジスタアレイのピン・LEDのピンとの対応関係表
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7 |
6 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
0 |
ビット |
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Q1 |
Q2 |
Q3 |
Q4 |
Q5 |
Q6 |
Q7 |
Q8 |
シフトレジスタ |
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I5 O5 |
I4 O4 |
I3 O3 |
I2 O2 |
I1 O1 |
ドライバ |
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
LED |
0 |
Q8 |
I1/O1 |
1 |
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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1 |
Q7 |
I2/O2 |
2 |
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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2 |
Q6 |
I3/O3 |
3 |
|
|
|
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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3 |
Q5 |
I4/O4 |
4 |
|
|
|
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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4 |
Q4 |
I5/O5 |
5 |
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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5 |
Q3 |
I6/O6 |
6 |
|
|
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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6 |
Q2 |
I7/O7 |
7 |
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|
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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7 |
Q1 |
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ビット |
シフトレジスタ |
ドライバ |
LED |
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