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まずOpenOCDの設定ファイルを修正します。まず使用するJTAGインターフェースを指定します。修正対象となるファイルは、jtagフォルダ内の、
ocd.cfg |
です。
このファイルを開くと、
#Olimex ARM-USB-OCD #ft2232_device_desc "Olimex OpenOCD JTAG A" #ft2232_layout "olimex-jtag" #ft2232_vid_pid 0x15BA 0x0003 |
といった風に、JTAGインターフェース毎に、設定が記載されています。使用するJTAGインターフェース・評価基板に対応する4行を見つけ、
#Olimex ARM-USB-OCD ft2232_device_desc "Olimex OpenOCD JTAG A" ft2232_layout "olimex-jtag" ft2232_vid_pid 0x15BA 0x0003 |
という風に3行分の冒頭のコメントを外してください。また使用しないJTAGインターフェースの各行をコメントアウトしてください。C言語ファイルとは異なり、行頭に”#”をつけるとコメント行となります。
次に書き込み対象となるSTM32チップのIDを指定します。jtagフォルダ内のopenocd.cfgを開きます。
# Medium-density:Rev B/Z device : STM32-H103/STM32-P103/CQ-STARM #set _BSTAPID 0x16410041 # High-density:Rev A device : STBee/STM3210E-EVAL/CQ-ST103 set _BSTAPID 0x06414041 |
STM32-H103/STM32-P103/CQ-STARMを使用している場合には、「0x16410041」の行のコメントを外します。STBee/STM3210E-EVAL/CQ-ST103の場合には「0x06414041」の行のコメントを外します。外さなかった方はコメントアウトしておきます。
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