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マイコン徹底入門:導入編:オープンソースでCortex-M3/STM32の開発環境を無償構築: 6. ビルドと書き込み: 6.2. フラッシュへの書き込み: 6.2.3. DFUを使用する場合:

6.2.3.1. DFUモードでの起動

 PCとマイコンボードをUSBケーブルで接続してください。マイコンボードにUSB経由で電源が供給され、マイコンが起動します。

写真 6?3 STBeeUSBケーブルでPCに接続したところ

 このときマイコンボードにユーザプログラムが書き込まれていない状態であれば、USBから電源が供給されるだけでDFUモードになります。既にユーザプログラムが書き込み済みのボードを使用した場合には、DFUモードにする必要があります。

 マイコンボードをDFUモードにするには、マイコンボード上のユーザボタンを押しながらUSBコネクタを接続するか、接続した後に、ユーザボタンを押しながら、リセットボタンを押してください。正確に言うと、マイコンボードが起動する瞬間にユーザボタンが押されていればかまいませんので、ユーザボタンを押しながら、リセットスイッチを離せばよいです(リセットスイッチを押す時点ではユーザボタンを押していなくてもよいということです)CQ-STARMCQ-ST103Zにはオンボードスイッチが実装されていないのですが、ファームウェアが定めるピンを規定のレベルにしてリセットすると、DFUモードになります。


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