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外部ツールの情報を入力する画面が現れます。Name欄には登録するツールのEclipse上での登録名(後々ツールを呼び出すときにツールを見分けるために付けるラベル)を入力します。本書ではわかりやすいようにツール名と同じOpenOCDやST-LINK GDB serverとしました。
図12?13外部ツールの設定入力画面(OpenOCDを使用する場合の入力内容)
図12?14外部ツールの設定入力画面(ST-LINK GDB Serverを使用する場合の入力内容)
Location欄にはツールのパスを指定します。OpenOCD を使用する場合、Brouse File Systemボタンをクリックして、OpenOCDをインストールしたフォルダ→binフォルダのopenocd.exeを指定します。
図12?15 OpenOCDの実行ファイルの選択
ST-LINK GDB serverを使用する場合はAtollic TrueSTUDIOのインストールフォルダ内のST-LINK_gdbserverフォルダにあるST-LINK_gdbserver.batを指定します。スタートメニュー内のST-LINK_gdbserverへのショートカットへのプロパティのリンク先をコピーすると簡単です。この場合ダブルクォーテーションは削除しておいてください。Atollic TrueSTUDIOのインストールパスをデフォルトのままにしている場合には、以下のパスとなっているはずです。
C:\Program Files\Atollic\TrueSTUDIO STM32 Lite 1.1.1\ST-LINK_gdbserver\ST-LINK_gdbserver.bat |
図12?16 ST-LINK GDB server へのショートカットのプロパティを開く
図12?17 プロパティからリンク先と作業フォルダをコピーする
Arguments欄には、OpenOCDを使用する場合は、外部ツールを呼び出す際に付ける引数(コマンドラインオプション)を指定します。今回はopenocd.cfgという設定ファイルを呼び出しますので、
-f openocd.cfg |
と記入します。ST-LINK GDB serverを使用する場合は空欄にします。
Working Directoryには、起動する外部ツールの作業ディレクトリを指定します。OpenOCDを使用する場合は、プロジェクトフォルダ内のjtagフォルダにopenocd.cfg等の設定ファイルを記録していますので、このフォルダを作業フォルダとします。設定するために、Browse Workspaceをクリックして、jtagフォルダを指定してください。
図12?18 Folder Selectionウィンドウ
ST-LINK GDB serverの場合はAtollic TrueSTUDIOのインストールフォルダを指定します。先ほどと同じくST-LINK_gdbserverへのショートカットへのプロパティを開いて、ここに記載されている作業フォルダをコピーしても構いません。Atollic TrueSTUDIOのインストールパスをデフォルトのままにしている場合には、以下のパスとなっているはずです。
C:\Program Files\Atollic\TrueSTUDIO STM32 Lite 1.1.1 |
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