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マイコン徹底入門:導入編:オープンソースでCortex-M3/STM32の開発環境を無償構築: 4. ソフトウェアのダウンロードとインストール: 4.1. 開発ツールのインストール: 4.1.2. Eclipse:

4.1.2.6. バイナリエディタのインストール

 マイコン開発を行っていると、コンパイルによって生成されたバイナリコードの中身を確認したいと思うことがよくあります。これもEclipseと統合して行えると便利です。Eclipseには標準でバイナリのアスキー表示ができますが、バイナリコード自体の表示や編集ができません。そこで、Eclipse Hex Editor Plugin(EHEP)というバイナリエディタプラグインを使用することにします。

Embedded CDTをインストールしたときと同じように、Available Softwareウィンドウを開きます。ダウンロード元としてWork with欄に以下のアドレスを入力してください。

http://ehep.sourceforge.net/update

 するといくつかのインストール候補が表示されますので、”Hex Editor Plugin for Eclipse 2.3.x and 3.3.x”にチェックを付けます。使用しているEclipseのバージョンが適合していませんが、筆者の環境ではインストール、使用が可能でした。

4?68 提供されているEclipse Hex Editor Plugin(EHEP)

 インストール後、拡張子が.binのファイルについては自動的にEHEPに関連づけられていますが、.elf.oの関連づけが設定されていません。そこで、メニューバーからWindowsPreferencesを選択してPreferencesウィンドウを開き、Generalツリー→Editorsから、File Associationを選択します。File types欄の横の方のAddボタンを押してください。

4?69 File Associations

?

 Add? File Typeウィンドウが表示されますのでFile Type欄に”*.o”と追加します。

4?70 Add? File Typeウィンドウ

?これによりFile Types*.oが追加されますので、これを選択してから、Associated Editor欄でAddボタンを押します。

4?71 File Associations

 Editor SelectionウィンドウのInternal Editors欄からHex Editorを選択し、OKをクリックします(4?72 Editor Selectionウィンドウ)

4?72 Editor Selectionウィンドウ

 そしてAssociated Editor欄に表示されたHex Editorを選択して、Defaultボタンをクリックし、デフォルトで起動できるようにします(4?73 File Associations)。設定が終わったらOKをクリックしてください。

4?73 File Associations

 これで拡張子が「.o」のファイルがHex Editorと関連づけられました。この要領で「.elf」についても、Hex Editorとの関連づけの設定を行ってください。

 これも動作確認はファームウェアのインストール後に行います。


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