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マイコン徹底入門:導入編:オープンソースでCortex-M3/STM32の開発環境を無償構築: 5. ワークスペースの構築: 5.3. フォルダツリーの作成: 5.3.2. サンプルプログラムのインポート:

5.3.2.3. ファイルの関連付けの確認と各種ビューの利用

 ここまでの作業で、STM32プロジェクトで使用するファイルはすべてインポートできました。フォルダ閉じた状態でツリーを見るとこのようになります。

5?40プロジェクトツリーを展開した状態

 それではここで、Eclipseでファイルを操作する方法を確認しながら、CDTと関連づけの設定を確認しましょう。

 まず、ldフォルダ内のstm32f10x_flash.ldをダブルクリックしてください。エディタ画面にファイルの内容が表示されたはずです。外部のツール等が起動した場合には、関連づけが正常に行えていませんので、4.1.2.7を確認してもう一度関連づけの設定を行ってください。

5?41 stm32f10x_flash.ldを開いた状態

 次にプロジェクト直下にあるmain.cをダブルクリックしてください。エディタ画面にmain.cの内容が表示されます。

5?42 main.cを開いた状態

 拡張子が.cとなっているファイルには、CDTC言語用エディタが関連づけられています。スクロールバーでエディタをスクロールさせていくと、コメントや予約語が色分けされて表示さているはずです。

 右側のOutlineビューをクリックすると、このソースコード内で用いられているインクルードや関数の一覧を表示させることができます。

5?43 Outlineビューの内容

 stm32f10x_it.hをダブルクリックしてください。stm32f10x_it.hはヘッダファイルです。拡張子が.cのファイルと同様、CDTのエディタで開きます

5?44 stm32f10x_it.hを開いた状態

 makefileをクリックしてください。CDTmakefileのカラーリングに対応していますので、makefile特有の予約語が色分けして表示されます。

5?45 makefileを開いた状態

 ファイルを開く毎にエディタウィンドウにタブが増えていきます。閉じるときにはタブの×印をクリックしてください。


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