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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 7. バックアップレジスタ: 7.4. タンパー検出機能: 7.4.2. タンパー検出機能の使用方法:

7.4.2.2. 検出エッジの設定

 次にタンパーピンの動作について、電圧レベルがHレベルになったときにタンパー発生と見なすのか、Lレベルになったときにタンパー発生と見なすのかを設定します。この設定を行うのがBKP_TamperPinLevelConfig関数(ライブラリ 13?7)です。

ライブラリ 13?7 BKP_TamperPinLevelConfig関数

関数プロトタイプ

void BKP_TamperPinLevelConfig(uint16_t BKP_TamperPinLevel )

動作

タンパー発生とみなす電圧レベルを設定します。

引数

BKP_TamperPinLevel

タンパー検出とする電圧レベルを以下のいずれかのマクロで指定します。

BKP_TamperPinLevel_High

Hレベルでタンパー検出とします。

BKP_TamperPinLevel_Low

Lレベルでタンパー検出とします。

戻り値

無し

 ここではHレベルでタンパー検出としました。Lレベルで検出としていると、タンパー行為が無くても、バックアップ用バッテリの電圧が下がったときにタンパーを検出してしまう可能性があるためです。

// Tamper pin active on high level

BKP_TamperPinLevelConfig(BKP_TamperPinLevel_High);


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