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本書で利用している評価ボードはいずれもLSEクリスタルが実装されていますので(CQ-STARMの場合は後付け)、LSEをRTCのクロックとして使用します。LSEを発振させて有効化させるための命令がRCC_LSEConfig関数(ライブラリ 14?2)です。
ライブラリ 14?2 RCC_LSEConfig関数
関数プロトタイプ |
void RCC_LSEConfig(uint8_t RCC_LSE ) |
|||||||
動作 |
LSEを設定します。 |
|||||||
引数 |
RCC_LSE |
LSEの状態。以下のマクロを使用して設定します。
|
||||||
戻り値 |
無し |
LSEを有効にするのはRCC_LSEConfig関数を実行するだけでよいのですが、実際にLSEが使用可能となるためには若干の時間が必要です。そこでRCC_GetFlagStatus関数を使用してLSEが使用可能となるまで待ちます。なお一定の安定性を得るためにはあと100μs待つ必要があるのですが、ここでは省略しています。またLSEが完全に安定するまでにはさらに3秒程度の時間が必要です。
/* Enable LSE */ RCC_LSEConfig(RCC_LSE_ON); /* Wait till LSE is ready */ while (RCC_GetFlagStatus(RCC_FLAG_LSERDY) == RESET) {} |
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