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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 10. 低電力モード: 10.5. STOPモード:

10.5.1. GPIOによるモード復帰

サンプルプログラム

pwr_stop_exti_gpio_interrupt

16?3 回路図

 STOPモードを利用するためのサンプルプログラムです。回路図は 16?3です。

 GPIOX5に接続されたスイッチを押すとSTOPモードに入ります。RUNモード中はオンボードLEDが点滅しますが、STOPモードに入ると消灯します。もう一度スイッチを押すとRUNモードに復帰し、LEDの点滅が再開します。

 STOPモードでは周辺回路の動作がすべて停止しますので、消費電流をかなり抑えることができます。このサンプルでSTOPモードに入ったときにLEDの点滅が停止するのは周辺回路の動作が停止するからです。

 一方STOPモードではSRAMとレジスタの内容は保持されていますから、RUNモードに復帰したときには、STOPモードに入った直後の部分からプログラムを再開することができます。

 SLEEPモードからの復帰の際には割込みであればなんでもよかったのですが、STOPモードからの復帰するきっかけとなるのは、周辺回路の動作が停止している関係で、EXTI割込み又はEXTIイベントのみとなります。EXTI割込みの初期化の方法はEXTIの章で紹介した方法と特に変わりはありません。


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