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コマンドモードを抜ければ、あとはXBeeモジュール同士が自動的に接続を確立させます。接続確立後はXBeeモジュールにそのまま文字列やデータを送信すれば、相手方のモジュールに送信されます。サンプルプログラムでは以下のようにして、定期的に相手方にメッセージを送信しています。
XBee_Port_Send_String(“I am alive...?? “); delay_ms(2000); |
受信についても通常のUSARTを使用する場合と特に変わりがありません。XBeeモジュールが通信相手のXBeeモジュールから受信してマイコンに送信するデータは、マイコン側で随時受信できるようにソフトウェアを実装しておけばよいでしょう。サンプルプログラムでは受信割込みを利用して、XBeeモジュールから受信したデータを、そのままターミナルに表示させています。
ブックガイド 22 無線通信
田中成興他;『ZigBeeセンサーネットワーク通信基盤とアプリケーション』,秀和システム,2005年7月. ZigBeeの解説書です。ZigBeeを使った通信方法自体の解説とよりも、ZigBeeができあがってきた背景や関連技術が紹介が中心です。
鄭立;『実践入門ネットワークZigbee開発ハンドブック』,リックテレコム,2006年2月. ZigBeeによる通信の実際の仕組みが詳しく解説されている本です。規約やプロトコルの解説がなされている文献はこの本ぐらいしか見あたりません。
安達啓一;『よくわかる教科書電波法大綱』,財団法人電気通信振興会,1973年4月. 技術基準適合証明が無い無線機器を使ってはいけない理由は遡ると電波法に行き着きます。「無線局の免許」「無線設備」あたりを読めば規制の仕組みが理解できるでしょう。 |
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