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XBeeモジュールの初期設定の方法は、PCからターミナルを使用して行ったときと同じ手順です。最初に「+++」を送信してコマンドモードに入ります。
コマンドモードに入るだけであればそのあと1000msだけ待てばよいのですが、ここではレスポンスが送信されてきたことを確認したいので、余裕を見て1500ms待っています。サンプルプログラムではレスポンスの内容を確認するといったことはしていませんが、確実を期するということであれば、「OK」が返されなければ、リセットとコマンド送信を繰り返すといったルーチンを入れてもよいでしょう。
XBee_Port_Send_String(“+++”); ~~~~~~~~~~~~~~~~ delay_ms(1500); |
次に設定用のコマンドを送信します。先述の一括送信方式を利用して、コマンドを送信しています。行末の改行コードはCR(キャリッジリターン)だけで十分ですので、エスケープシーケンスとしては、「\r」だけを送信しています。
筆者が試したところでは、BDコマンド以外のコマンドを送信する場合には設定が直ちに完了するようで、待ち時間は少しでも問題ありませんでした。一方、BDコマンドを使用する場合には、余裕を見た待ち時間を見ないと、次のコマンドの実行に失敗するようです。
XBee_Port_Send_String(“ATCH15,ID7777,DH0,DL1,MY2,BD7,CN\r”); ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ delay_ms(1500); |
これでXBeeモジュールの設定としては完了です。サンプルプログラムでは念のため、115200bpsで接続して、バージョン番号が取得できるかを試しています。
XBee_Port_Configuration(115200); XBee_Port_Send_String(“+++”); ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ delay_ms(1500); ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ XBee_Port_Send_String(“ATVR,CN\r”); ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ delay_ms(500); |
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