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写真 2?3 STBee
***P4131412***
日本のストロベリーリナックスが企画、開発し、製造販売しているSTM32ヘッダボードです。パフォーマンスラインと呼ばれる多機能チップSTM32F103VEを搭載しています。企画開発に筆者も協力させていただいたボードであり、本書ではこのボードを中心にして解説します。
STM32F103VEは100ピンのチップで、多数のIOが同時に利用できます。STBeeはこれらのIOピンを整列してからヘッダピンに引き出されているため、非常に使いやすいボードになっています。価格も安価で、学生さんやホビイストでも気軽に手が出せます。ヘッダボード上にJTAGコネクタ端子とスイッチ、LED、USB端子が搭載されており、外部に部品を接続しなくても、これ一枚だけで、GPIO、USBのテストを行えます。
パフォーマンスラインのうち、大容量版については、SDIO(SD規格でのSD機器やりとりを行うインターフェース。SDカードや、SDカードサイズの周辺機器との接続に使用)、FSMC(SRAMやLCDとの接続に使用するメモリ向けインターフェース)、DAC(デジタル・アナログ・コンバータ)を搭載しています。メモリは512KバイトのFlash ROM、64KバイトのSRAMを搭載しています。動作クロックは72MHzです。
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