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マイコン徹底入門:導入編:オープンソースでCortex-M3/STM32の開発環境を無償構築: 2. ハードウェアの選定と接続: 2.1. マイコンボード: 2.1.1. 本書で設定ファイルを提供しているマイコンボード:

2.1.1.2. ストロベリーリナックス: STBee Mini

***写真挿入***

 日本のストロベリーリナックスが企画、開発し、製造販売しているコンパクトなSTM32ヘッダボードです。ブレッドボードに直接差し込むことができます。パフォーマンスラインと呼ばれる多機能チップSTM32F103CBを搭載しています。

 STM32F103VE48ピンのチップで、他のマイコンボードのチップに比べると、IOの数は少ないです。その分ボードがコンパクトで、ワイド型の40ピンDIPパッケージのICと同じ大きさです。小さいですが、スイッチを2個搭載しているので、DFUを使用した書き込みができます。逆に、JTAGポートはついておらず、水晶もHSE(12MHz)だけで、LSE(32,768Hz)はついていません。

 メモリは128KバイトのFlash ROM20KバイトのSRAMを搭載しています。動作クロックは72MHzです。

 なお、STBeeUSB Disconnectのオンオフの極性が、他のマイコンボードとは逆になっています。本書で提供している開発環境を使用する場合には特に意識をする必要はありません。ST純正のファームウェアを使って開発する場合には、USB Disconnect用のポートをプッシュプルで初期化し、USBポート有効化時に、USB Disconnectのポートのビットをセットする必要があります。


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