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デバッグ実行中はいわゆるステップ実行によるコントロールができます。プログラムの実行をSuspendさせると、以下の各ボタンが使用できるようになります。
図 12?42 Step Intoボタン
図 12?43 Step Overボタン
図 12?44 Step Returnボタン
Step Intoボタンはその時点で停止している行(コードビューでハイライトされている行) 1行分を実行します。その行が関数の場合には、その関数に入って、関数の最初の行(最初の命令の手前)で停止しします。
Step Overボタンもその時点で停止している行の次の行1行分を実行します。ただしその行が関数の場合には、その関数全体を実行し、関数から脱出したところで停止します。
Step Returnボタンはその時点で実行中の関数を最後まで実行し、関数の呼び出し元に戻ったところで停止します。
なお今から実行しようとする行が、このサンプルプログラムのDelay関数の中身のように、内容を含んでいないforループの場合には、Step IntoボタンやStep Overボタンをクリックすると、プログラムをResumeさせたのと同じ状態になってしまいます。ステップ実行させたい場合には、Step Returnボタンをクリックしてください。
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