Previous: 1.4.1. JTAGインターフェース |
Up: 1.4. インターフェース |
Next: 1.4.3. UART |
本書で紹介するマイコンボードの場合、USBだけでマイコンのFlashROMにプログラムを書き込むこともできます。マイコン内に予めDFU(Device Firmware Upgrade)と呼ばれるプログラムを書き込んでおくと、STMicroelectronicsが提供する書き込み用プログラムを使用すれば、PCとマイコンボードをUSBケーブルで接続するだけでFlashROMへの書き込みが行えるのです。
DFUを使用する場合には、プログラム書き込みのたびにマイコンボードをDFUモードに設定する必要がある、オンチップデバッグが行えないという制限があります。しかし当面はJTAGインターフェースを用意しなくてもよくなりますから非常に手軽です。もちろんSTM32のすべての機能を使用することができます。まずはDFUを使用して開発に入門し、余裕ができたらJTAGインターフェースを購入するということでも良いでしょう。
Previous: 1.4.1. JTAGインターフェース |
Up: 1.4. インターフェース |
Next: 1.4.3. UART |