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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 10. 低電力モード: 10.6. STANDBYモード: 10.6.1. WAKEUPピンによる復帰:

10.6.1.1. WAKEUPピンの有効化

 STANDBYモードからWAKEUPボタンで復帰できるようにするためには、まずPA0WAKEUPとして利用する旨を、PWR_WakeUpPinCmd関数(ライブラリ 16?2)を使用して宣言します。

ライブラリ 16?2 PWR_WakeUpPinCmd関数

関数プロトタイプ

void PWR_WakeUpPinCmd(FunctionalState NewState )

動作

WAKEUPピン機能を使用するかどうかを設定します。

引数

NewState

WAKEUPピン機能を有効とするか無効とするかを、以下のマクロで指定します。

ENABLE

有効

DISABLE

無効

戻り値

無し

 サンプルプログラムでは以下のようにして有効化しています。

PWR_WakeUpPinCmd(ENABLE);

 サンプルプログラムを見てお気づきの方がいらっしゃるかもしれませんが、GPIOピン自体の初期化は行っていません。他の周辺回路とは異なり、WAKEUPピンの初期化はPWR_WakeUpPinCmd関数だけで行うことができます。


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