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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 10. 低電力モード: 10.6. STANDBYモード: 10.6.1. WAKEUPピンによる復帰:

10.6.1.2. STANDBYモードへの移行

 実際にSTANDBYモードに入るためには、PWR_EnterSTANDBYMode関数(ライブラリ 16?3)を実行するだけです。

ライブラリ 16?3 PWR_EnterSTANDBYMode関数

関数プロトタイプ

void PWR_EnterSTANDBYMode(void )

動作

STANDBYモードに入ります。

引数

無し

戻り値

無し

 サンプルプログラムでは以下のように実行しています。STANDBYモードの場合にはWFI命令とWFE命令との違いがありませんので、どちらを使用するという設定項目はありません。PWR_EnterSTANDBYMode関数の後にcprintf関数がありますが、STANDBYモードから復帰したときには、プログラムは最初から実行されます。そのためこのcprintf関数は実行されません。実際に試してみて、「実行されない」ことを確認してください。

PWR_EnterSTANDBYMode();

cprintf(“Recoverd from Standby Mode”);


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