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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 5. USART: 5.1. XBee: 5.1.2. 通信テスト:

5.1.2.2. ターミナルの設定方法

 EclipseTerminalプラグインを複数使用してテストをすることもできるのですが、このプラグインはローカルエコーや改行の挿入等に対応していないため、XBeeとの接続には使いづらい面があります。そこでWindowsに付属しているハイパーターミナルを使用することにしました。ハイパーターミナルは複数画面の起動に対応していないので、2つめ以降のターミナルにはTerminalプラグインか、その他のターミナルソフトを使用してください。筆者としてはPuttyTeratermをお勧めします。

 ハイパーターミナルを起動すると接続の設定を要求されますが(10?11)、ここの接続方法で、USBシリアルインターフェースのCOMポート番号を指定してください。

10?11接続の設定

 XBeeモジュールは初期状態では、9600bps、データビット8ビット、パリティ無し、ストップビット1ビット、フロー制御無しで接続できるようになっています。ハイパーターミナルであれば10?12のように設定してください。

10?12ポートの設定

 この状態でOKをクリックするとすぐに接続され通信状態となるのですが、画面を読みやすくするための設定を行います。メニューバーのファイル→プロパティウィンドウを開き、設定タブを選択します(10?13)

10?13プロパティウィンドウの設定タブ

 ここでASCII設定をクリックし、「改行に改行文字を付ける」「ローカルエコーする」「着信データに改行文字を付ける」にチェックを入れてください。チェック後は10?14のようになります。

10?14 ASCII設定

 これで入力した内容が画面で確認できるようになりました。


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