Previous: 5.1.2.3. コマンドモードへの移行 |
Up: 5.1.2. 通信テスト |
Next: 5.1.2.5. Pan ID設定 |
通信をするためにまずはチャンネルを設定します。2.4GHz帯の中で具体的にどの周波数を使用して通信するかという設定です。802.15.4規格の場合2.4GHz帯で0.005GHz毎に別のチャンネルとして使用できることになっています。もっとも2.4GHz帯は他の無線機器でも使用している周波数帯ですから、できるだけ他の無線機器と干渉しにくい周波数を使用する方が望ましいです。とりあえず無線LANとの干渉を避ける観点からすると、15/20/25/26チャンネルのいずれかに設定しておけばよいでしょう。これらのチャンネルだと無線LANでよく使用される周波数帯と被りにくいです。
チャンネル設定するのはCHコマンドです。コマンドのあとに数字を何も指定しないと、そのコマンドに関する現在値を確認する命令となります。
ATCH? C |
応答結果は16進数となっており、デフォルトでは12チャンネルになっていることがわかります。
ATCH15? OK |
数値を指定してCHコマンドを実行すると、OKというレスポンスが帰ってきます。これでチャンネル設定の完了です。
Previous: 5.1.2.3. コマンドモードへの移行 |
Up: 5.1.2. 通信テスト |
Next: 5.1.2.5. Pan ID設定 |