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マイコン徹底入門:周辺回路編:STM32のペリフェラルを活用: 5. USART: 5.1. XBee: 5.1.2. 通信テスト: 5.1.2.6. アドレスの設定:

5.1.2.6.2. 送信先のアドレスの指定

 送信先となるアドレスは16ビットモードでも64ビット幅で指定します。32ビットずつに分けて指定するのですが、16ビットモードの時には、上位32ビットの指定で0を指定します。上位32ビットを指定するのがDHコマンドです。

ATDH?

0

 以上の用にデフォルトでも0になっているのですが、ここでは念のためもう一度0を指定しました。

ATDH0?

OK

 下位32ビットを指定するのがDLコマンドです。

ATDL?

0

 初期値はこの通り0になっています。先ほどの自己アドレスを1に設定したモジュールについては宛先アドレスを2に、自己アドレスを2に設定したモジュールは宛先アドレスを1に設定します。指定できる数値の範囲は32ビット幅なのですが、16ビットモードの場合には、上位16ビット分は0と考えて指定します。

ATDL1?

OK


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