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最後にモジュールとターミナルとの間の通信速度を変更します。XBeeモジュールは初期状態での通信速度は9600bpsであり少し遅めです。そこで115200bpsに変更したいと思います。通信速度の変更にはBDコマンドを使用します。BDコマンドで指定する数値は通常は表 10?4の値を使用します。0x80から0x3D090までの値を設定して、250 kbpsまでの任意の通信速度とすることもできます。
表 10?4 設定値と通信速度の対応
設定値 |
通信速度(bps) |
0 |
1200 |
1 |
2400 |
2 |
4800 |
3 |
9600 |
4 |
19200 |
5 |
38400 |
6 |
57600 |
7 |
115200 |
初期状態では9600bpsになっていることがわかります。
ATBD 3 |
そこで以下のように115200bpsに変更します。
ATBD7 OK |
なお通信速度はBDコマンド実行時に直ちに変更されるわけではなく、次のCNコマンドが受け付けられた時点で変更されます。そのためBDコマンドの実行結果も、通信し速度を変更しなくても確認できます。
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