Previous: 6.2.4.1. 接続 |
Up: 6.2.4. UARTを使用した書き込み |
Next: 6.2.4.3. Mapファイルのコピー |
UARTを使用してフラッシュへの書き込みを行うためには、BOOT0ピンをHレベル、BOOT1ピンをLレベルにする必要があります(2.4参照)。各マイコンボードのBOOT1ピンは初期状態ではLレベルに固定されているはずですので、BOOT0ピンをHレベルにします。
STBeeやSTM3210E-EVALはスイッチを該当方向にスライドさせてください。CQ-STARMやCQ-ST103Zは該当のジャンパをショートさせます。STM32-H103/P103は半田ジャンパの切り替えです。
切り替え後マイコンボードをリセットすると、システムメモリから起動し、UARTからの通信を受け付けるようになります。
UARTを主な書き換え手段として利用するときには、ブートモードを頻繁に変更することになります。スイッチを実装済みのボードならばよいのですが、ジャンパピンになっているものは変更が面倒です。ヘッダピン用メスコネクタのメスピンにスイッチを付けたものを作っておくと作業がはかどると思います。
写真 6?5 ブートモードの切り替えに使用するスイッチ
***P3041096***
はんだジャンパのものについては、はんだを吸い取って、こういったスイッチを引き出す配線を取り付けるのがよいかと思います。
Previous: 6.2.4.1. 接続 |
Up: 6.2.4. UARTを使用した書き込み |
Next: 6.2.4.3. Mapファイルのコピー |