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CQ-STARMは先述のヘッダボードですが、これをイーエスピー企画のCQ-STARMBBに挿すことにより、評価ボードに変身します。CQ-STARMをそのまま使用していますので、ヘッダボードの機能をそのまま受け継いでいます。そこにRS-232Cが2ポート、JTAG、CAN、音声出力・入力端子等を装備しています。また姉妹品のCQ-STARMBB2は、KCWirefreeのBluetoothモジュールが実装されており、Bluetoothを利用した開発をすぐに始めることができます(後述するTELEC認証はありませんので注意してください)。細かいことかもしれませんが、実装されているRS-232Cポートがクロス結線のメスコネクタになっているため、クロスケーブルを使用しなくても、USBシリアルインターフェースをそのまま挿すことができます。ただ周辺機器の切り離しができないので、実装されている以外の機能を使用する際には工夫が必要です。
価格は6000円です。イーエスピー企画から入手できます。
なおCQ-STARMBBは回路配置上、本書で解説する他のマイコンボードとのプログラム互換性の確保ができず、また、CQ-STARMBBの価格だけで、STM32-P103の価格と同等となってしまいます。そのため本書では設定ファイルは提供せず、ここで紹介する範囲にとどめます。
写真 2?8 CQ-STARMBB
***P3041192***
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