Previous: 2.1.1.7. イーエスピー企画 : CQ-STARMBB |
Up: 2.1.1. 本書で設定ファイルを提供しているマイコンボード |
Next: 2.1.2. 本書の環境に適合するDFU書き込み済みのマイコンボードについて |
STM32シリーズを開発したSTMicroelectronicsが自ら販売する評価ボードです。STM32F103ZEを搭載しており、マイコン自体の性能はCQ-ST103のものと同じく高機能です。このボードはマイコンのすべての機能を評価可能とすることが目的のようで、通常拡張可能と思われるあらゆるポートが実装されています。個人では実装が簡単でない外部SRAMも最初から実装済みです。
ただ機能が豊富な分、ボード自体が若干大きいのと、価格が2万円を超えるのが難点です。
またその他の注意点として、多機能な分、一つのピンに複数の機能が割り当てられていて、機能によってはジャンパの切り替えが必要な場合があります。例えばUSB機能を使う場合はJP4の2番-3番をショートさせる必要があります。
写真 2?9 STM3210E-EVAL
***P3041195***
コラム2?1その他のSTM32評価ボード
本書の環境ではサポートの対象としていませんが、筆者が調査した限りでは、本書執筆時点で以下のようなボードが発売されています。プログラムのダウンロード手順が異なるものもありますが、心臓部は同じSTM32ですので、各ピンの設定を行えば、本書に掲載した各種のサンプルプログラムが使用できるはずです。
|
Previous: 2.1.1.7. イーエスピー企画 : CQ-STARMBB |
Up: 2.1.1. 本書で設定ファイルを提供しているマイコンボード |
Next: 2.1.2. 本書の環境に適合するDFU書き込み済みのマイコンボードについて |