Previous: 9.1.4.8. 超音波センサ |
Up: 9.1.4. ソフトウェアと外付け回路の詳細 |
Next: 9.1.5. ステートマシンの各状態 |
図 9?7 回路図
ソフトウェアとは関係がありませんが、ここで電源部分の回路を示しておきます。モータが消費する電力が大きいので、電圧変化を抑えるため、容量の大きい電解コンデンサを4つ接続しています。
そのうち一つはマイコン基板のオンボートレギュレタの出力側に取り付けています。これを取り付けないと、モータを急に逆転させた場合などモータの負荷があがったときにマイコンへの供給電圧が下がってしまいリセットされてしまいました。
フルカラーLED、圧電ブザー、PSDセンサの駆動に5Vが必要なので3端子レギュレタで5Vを作り出しています。消費する電力量がそれほど大きくありませんので、小型のもの(TA7805F)を使用しました。
電源スイッチは、FETのよりは後、マイコンのオンボードレギュレタや5Vのレギュレタよりは前に取り付けています。これは使用したスイッチの定格電流がモータで消費する電流を満たしていないからです。なお今回の回路の場合、電源スイッチをオンにしていない場合でもFETドライバを安全側にプルダウンしていますから、モーターが誤動作することはありません。
Previous: 9.1.4.8. 超音波センサ |
Up: 9.1.4. ソフトウェアと外付け回路の詳細 |
Next: 9.1.5. ステートマシンの各状態 |