STM32で始めるARM/Cortex-M3組み込み開発
この文書はRTOS(リアルタイムOS)に初めて取り組む方のために、RTOSの使用方法を解説したものです。使用するRTOSはフリーで利用できるFreeRTOSです。「マイコン徹底入門」を読んでSTM32の使用方法の概要がつかめているのであれば、順に読み進めるだけで、RTOSの使用方法が理解できるようになります。
なお実際のところ、この文書で解説している内容で、STM32固有のものはほとんどありません。STM32以外のマイコンのためにFreeRTOSを使用する場合でも、この文書を活用することができるでしょう。
RTOSを使用すると開発効率を大幅に上げることができます。どんどんRTOSを利用して、「楽」をしてください。
なおこの原稿はもともと出版社による書籍化を予定していた原稿のため、図面が手書きになっています。また写真にはファイル番号が付記されたままです。お見苦しい状態ですが、何卒ご容赦ください。