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9.1.4.4. 圧電ブザー

9?2 回路図

 回路としては単純にソースドライバを介して圧電ブザーを駆動しています。

 プログラムはいわゆるMML(Music Macro Language)による音楽再生シーケンサです。MMLで記述した楽譜データをキューに送信すると、その音楽を再生します。このプログラムはMMLの完全な実装ではありませんが、テンポ指定、オクターブ指定、音符長指定をサポートしています。

Tx

テンポを指定します。xには通常の楽譜のテンポ記号で指定するのと同じ数値(1分間に鳴らせられる8分音符の数)を指定します。

Ox

オクターブ(音程)を指定します。x38の範囲で指定します。

Rx

休符を挿入します。xには「X分休符」のXが入ります。xを指定しない場合には4分休符になります。

Cx/Dx/Ex/Fx/Gx/Ax/Bx

音符を挿入します。CからBまでそれぞれド音からシ音になります。xには「X分音符」のXが入ります。xを指定しない場合には4分音符になります。CBxの間に+を挿入した場合にはシャープ(半音上げ)-を挿入した場合にはフラット(半音下げ)になります。

 たとえば以下のようにすると、「ドドソソララソーファファミミレレドー」と、きらきら星をテンポと音程を変えながら演奏します。

int8_t MusicAuto[] = "T120O5CCGGAAG2FFEEDDC2T240O6CCGGAAG2FFEEDDC2";


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