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9.4.6. キャラクタ液晶

9?11 回路図

 白抜き液晶モジュールを使用しました。この液晶の場合バックライトを点灯させないと使用できませんが、液晶モジュール裏面に直接抵抗を半田付けすることにより、VDDVSSピンでバックライト用電源を供給できます。STM32とは8ビットバスで接続しています。リード処理を行わないことにしますので、5V耐性の無いピンにも接続できます。ライト処理だけになりますからR/Wは常にGNDに接続しています。

 液晶モジュールの操作を行うのがprvTask_LCD_Control関数によるタスクです。タスク起動後自動的に液晶モジュールの初期化を行います。その後はキューxLCDQueueへのLCDQueue_Type型データ送信を待ち受けて、処理します。

typedef struct

{

? uint8_t Instruction;

? uint8_t Address;

? int8_t Char;

} LCDQueue_Type;

 LCDQueue_TypeのメンバInstructionは、LCDへの命令を列挙型LCDStatus_Typeで指定します。命令の内容は読んで字のごとくとなります。

typedef enum {

? LCD_OFF = 0,

? LCD_ON = 1,

? LCD_CLEAR = 2,

? LCD_ADDRESS = 3,

? LCD_CHAR = 4,

? LCD_CURSOR_OFF = 5,

? LCD_CURSOR_ON = 6,

? LCD_CURSOR_BLINK = 7

??? } LCDStatus_Type;


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